成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

自分の声に自信が持てるようになった

皆さんは、自分の意思が伝わらないという経験はありませんか?

「高田くん、悪いけど今度の会議の資料用意しといてくれるかな?」
「…はい?」(聞き返されちゃったよ)

「すいません、注文お願いします。」
「…、」(あ~あ、また気付いてもらえなかった)

私はこういうことがよくあります。

私の職場で声がよく通る人がいます。その人が話をするととても説得力があります。
通る声というのは天性のもので、自分には到底縁のないものと思っていました。

私は病院でリハビリ訓練士の仕事をしています。患者さんに間違った指示が伝わると命に関わることもあります。
最近管理職になり、部下や患者さんにわかりやすい話ができなくてはいけないと思い、この教室の門を叩きました。

自己紹介のビデオを見て、自分のイメージとの違いに驚きました。
「声がこもって聞き取りづらいなぁ」
「姿勢が悪くて暗い印象だな」
「でも自分で思っていたよりも緊張してるようには見えないもんだなぁ」
とたくさんの気づきを得ました。

教室では
「地声より高い声で話す」
「口を大きく開けて話す」
「間をとってゆっくり話す」
といったことを学びました。

早速、日常生活でも実践しました。
すると「・・・はい?」と聞かされることが減り、レストランの店員さんにも、一発で気づいてもらえるようになりました。
最近、撮影したビデオでは、堂々と話をしている自分がいました。

今後も、人から自分がどう見えているのかを意識しながら、自分を磨き続けていきたいと思います。

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