あがり症と向き合おう
私が話し方教室に入会したきっかけは、あがり症を克服することでした。
人見知りで、大学時代からあえて人と接することを自ら拒み、避けていました。
何年か経過すると、人と会話するだけでも緊張するようになりました。
5ヶ月に1度、職場で成果発表のスピーチの場があります。
そこで声が止まり、手足の震えが止まらず、原稿を作ってもまともに発表することができませんでした。
「あがり症克服したい!」
私は話し方教室への入会を決意しました。
教室では、聴きやすい話しをするには「間」が必要だと学びました。
実習では早口にならないようにゆっくり話すように心がけました。
実習の前には出来る限り30回以上の練習を行いました。
声を録音し、早口になっていないか何度も確認しました。
職場のスピーチでも、練習を30回以上実践して、本番に挑みました。
「柴崎さん、緊張感が出てなくて、話の内容も勉強になります」
後輩から私のスピーチは絶賛されました。充実感で満たされました。
私の中ではスピーチをしている間、あがっているのがわかりました。
でも、冷静に向き合えました。
これから、たとえあがっても、身につけたスキルと、事前の練習でカバーできるように向き合っていきます。
そして今後の人生を、よりいっそう充実したものにしていきます。