劣等感を捨てて自分が変わった
私はうまく話せないという劣等感を持っていました。
特に大勢の人の前では、しどろもどろになり、何を伝えたいのか
自分でも分からなくなり、落ち込んでいました。
教室で先生から
「劣等感を捨てよう。他人と比較しない。
比較するなら、昨日の自分と比較しよう。
あなたにはあなたにしかない良さがある。
その良さを自覚して自分に自信を持つことですよ」
と教わりました。
確かに私には劣等感がありすぎて、他人と比較ばかりする
クセがありました。
「そうなんだ…今は“ありのまま”に一所懸命に話をすればいいんだ!」
“ありのまま”の自分をみてください!
そう意識することで、少し楽に話せるようになりました。
それからは、“ありのままの”自分で、話がしたくなるまで
十分な準備をしました。
3回目からのスピーチ実習の時から、恐怖心が少しなくなり、
聞き手の顔を見て話せるようになってきました。
2か月目の終わりの頃でした。友達の誕生パーティーがありました。
そのパーティーは私にとって、初対面の人ばかりでした。
私は自分から積極的に
「こんばんは。始めまして、R・Sです。今日はよろしくお願いします」
と挨拶をしました。
パーティーでは、参加者全員が一人ひとり友達にお祝いの言葉を言う
場面がありました。
私の番がきました。
「○○さん!久しぶりにお逢いできてとてもうれしく思います。
今日はおめでとうございます」
“よーし、いい調子だ!”
笑顔で自信を持って上手にみんなの前で話すことができました。
それからは、初対面の人達とも打ち解けて、
どんどん仲良くなっていきました。
“こんなに自分が変わることができるなんて!”思いもしませんでした。
私は勇気を奮って教室に勉強に来た自分自身を素直にほめてやりたい
と思います。
これからも劣等感を捨て、人と比べないで、今までの自分よりも、
今の自分がどれだけ成長しているか…確認しながら、
教室で学んだことを積極的に実践していきます。