成果発表

日本話し方センターのセミナー最後には、受講の成果を発表するカリキュラムがあります。その際の受講の成果発表文の要約をご覧いただけます。

話すことへの自信や、話の組み立て方の向上を実感された受講生が沢山いらっしゃいます。

ベーシックコース 成果発表

本当の聴き上手になります

「全然、人の話を聞いていないでしょ!」
たまに人から言われます。そんな時“ちゃんと聞いているのに…
何でそんなことを言うのだろう?”と思っていました。

教室で、日常会話にはよりよい人間関係をつくる目的がある。
そして上手な会話の条件の一つが「聴き上手」になることだ
と言われたとき、“頭をガツン”と殴られた気がしました。

今まで、自分は聴き上手だと思っていました。
しかし、私の“きく”はHearのほうで、
耳と目と心で真剣に聴くListenではなかったんだ…と気が付きました。

たとえば、相手の話がつまらないとき、心の中で
“おもしろくないなあ。早く終わらないかな…”と思いながらも
「ふ~ん、そうなんだ~」「なるほどね~」
とあいづちだけは打っていました。
相手が自分と違う意見や感想を話しているときは
“違うと思うな。だけどそれを言うと面倒だしなあ…”と思いながらも
「そうだよね…わかる。わかる」
と返事をしていました。

これでは相手もなんとなく私の気持ちを感じとって、
私と話してもつまらないと思うだろうし、
「ちゃんと聞いているの?」と言われても仕方がありません。
ましてや、より良い人間関係をつくれるはずもありません。

本当に今、自分の間違いに気づいてよかった!

私は聴き上手になるために、三つの目標を持ちます。
1.相手の顔(目)をみて聴く
2.適当なあいづちをやめる
3.話は最後まで聴く

これからは、心を傾けて相手の話を聴き、よりよい人間関係を
たくさん作っていきます。

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